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空と私とオルガンと 第二章

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ドイツ・ハンブルクで暮らすオルガニストの日常 By 福本茉莉

最近はInstagramをちょこちょこ頑張っているもので、だいぶブログがお休みになってしまった。

機械音痴だし、今時の物に基本乗り遅れている私ですが、インスタ結構面白い。世界中の人と繋がれて、最近の演奏会、日本でもポーランドでもドイツでもインスタ見ましたっ!て聴きに来てくださる方がいて本当面白いし嬉しいのです。

さてさて、クーリエの連載読んでくださっていますか?
慣れないながらビデオもオマケでつけているので、是非こちらも観ていただきたいのです。そうそう、この連載を書くこと、また色々考える機会を頂いてます。
力強い、ついでにストレートに言ってくれる編集様に巡り会い、ボツになりまくりながら頑張ってます。勿論オルガンの専門誌でも音楽の専門誌でもないから、そういう読者の方にもオルガンの面白さを伝えたいし伝えなきゃいけない。
でもそれがなかなか言葉という媒体で思うように伝わらない。

連載も折り返しを過ぎ、何とかもう少し書く方も力つけたいと思います。でもね、この春からNHKとニッポン放送のラジオに出して頂き、クーリエで書かせて頂き、こうやってオルガンがない状態で何かを伝える面白さを楽しんでいます。難しいし、ラジオ録音はテンパリっぱなしでしたが、もっともっとこういう機会が増えると良いな〜!
ちなみに先月はポーランドのラジオシュテッティンで初めて同時通訳されました。笑
自分が喋る英語の後ろでポーランド後が流れるの、結構刺激的な体験。

もうすぐ学生生活最後の一年が始まります。あと一年、踏みとどまって、だけど自分を見失わないように頑張ります。

# by fukumariorg | 2018-09-20 22:42
入学卒業シーズン、みなさま、いかがお過ごしでしょう?

ドイツの大学の新年度は10月からなので、私自身はあんまり何も変わっておりません。
今月はスロヴァキアとイギリスデビューがあるので、またイギリスは何曲も新曲初演させて頂くのと、ほぼ全曲現代曲なので、授業の合間や放課後の練習時の譜読みに心がおれそうです。汗

イギリスのヴィザどうするの?とけっこうパニックだったり、相変わらずどの授業が単位認定されるのかわからず(せんせーい、たのむぜい)、何とも不思議な状態ですが、先月はマタイ受難曲を師匠の真横で勉強させて頂いたり、多分幸せなことにい~っぱいに囲まれております。もちろん、あの鼻血もののロシア旅行も!!問題はそれを思いっきり楽しんでる余裕がない、そこだ!

順調にまた一歳元気に年を取り、自分が自分にブレーキをかけだす、そんな妙な感覚に戸惑うことが増えてきました。
幸せにも演奏機会を沢山いただいて、クーリエで連載させて頂いて、多分すごい今幸せな状況なのだけど、やっぱり先の未来を見たときに不安になってしまう。そんな年になったのか、と、妙にしみじみ思うこの頃。

そろそろまた次の一歩へ踏み出したい。そんな準備の夏学期にできればよいなあと思うのです。

また詳細はお知らせさせて頂きますが、夏、7月から8月にかけて、日本でありがたいことに数か所演奏をさせて頂きます。(嬉しいよおお!!)
ぜひぜひ生のふくまりを体験して頂けたら嬉しいです。ってか、来てくれなきゃグレますよおおお!(←)

引き続き、クーリエの連載もどんどんお読みくださりますよう、みなさまには平に平にお願いいたしたい次第!
拡散もよろしくなのだ~~!
新しい一週間が素敵な日々になりますように!
31歳(ハート)初投稿の茉莉でした!

追伸。怖い怖いといわれていた例のプロフィール写真を新調いたしました!そろそろと移行予定なので、お楽しみに162.pngうふっ



# by fukumariorg | 2018-04-09 05:08
心が何も感じなくなって、物から色が消えてしまった。去年一年間はそんな年でした。大好きなオルガンに触る時間がなくなり、卒業試験と入学試験に追われ、必死に課題をこなす毎日に心は疲弊し、事あるごとに涙が勝手に流れてしまう。どうやってその日々を乗り越えたのか、いつそれが終わったのか、果たして本当に終わったのか、それはわからないけれど、気が付いたら心に感情が戻ってきた。

9月の日本滞在では、生まれて初めて自分の音楽が日本に受け入れられたような思いがして、本当に嬉しかった。ドイツに戻る飛行機で泣いたのも、いつ以来だろう。
武蔵野の演奏、私の趣味全開のプログラムを完売にまで持っていってくださった皆様、本当にありがとうございました。そしてあのリサイタルを愛して下さった皆様、ついてきてくださった皆様に格別の感謝です。
そして素敵な出会いも頂いて、クーリエジャポンに投稿させて頂くことになった。ずっと何年もなかなかこの状況から前に進まなくて、新しいことが始められなくて苦しかった。
それでも、頑張れって励ましてくれるファンの方がいるから、演奏に足を運んで下さるファンの方がいるから、私と一緒になって、音楽を楽しんで下さる方がいるから。何とかこの一年逃げずに、大泣きしながらも続けることができた。

誰に何と言われても、やっぱり自分のオルガンが、音楽が大好きなんです。好きだから、もっともっと理想を現実にしたいから、テクニックが欲しい。柔軟に繊細でいたい。時空さえも超えたい。でも、音楽ならできるんだ。音楽だからできるんだ。誰のとも違う私の音楽を!

音楽が好きだ、音楽が大好きだ。だから、音楽をしたい!!そのために私は、私の人生とこれからも向き合わなければ。もうきっと大丈夫。ブログものろのろ復活です!

# by fukumariorg | 2017-11-19 06:58
間違いなく賛否あることだけれど、私にとって音楽することは私と私の感情をさらけ出すこと。それが例えルネサンスの音楽だろうが、バッハだろうが、現代曲だろうが、音楽は私が一番私らしくいられる所。

だから、色が見えない、温度が感じられない、その人の言葉が見えない演奏がよくわからない。一度是非そういう演奏をする人と腹を割って色々話してみたいのだけれど、間違いなく喧嘩を売ることになりそうなので、まだ勇気がもてない。それを非難したいのでなくて、単純に興味がある、何を考えて音楽しているのか、何のために音楽しているのか。
あと、音が綺麗でない、音自体に魅力がない演奏。いくらアイディアがあっても、その一音一音の積み重ねが音楽なのだから。

演奏者はただの曲の仲介者でしかないとか言うけど、だったらそんなの作曲家が1人で自ら弾けば良いし、完璧さだったら自動演奏で良い訳で。

今日の指揮科の試験も色々考えさせられた。ハンブルガーシンフォニカーのブラームスの交響曲第一番の演奏だったのだけれど、彼らはただ体を音にあてて動かしていただけで、そこから音楽は流れてなかったし、合わせるための点すらなかった。全てコンマスの仕事のもと発せられた音楽だった。確かに私が京都で見たものと比べてはいけないかもしれない。でもそこには音楽があったし、流れ出る熱が確かにあった。あんなに客席で聴いて楽しかった演奏は、本当にそれこそヴォルフガングとマティアスのやり取り以来かもしれない。

来週のペトリ教会でのバッハカンタータでは、京都以来久しぶりに感情が出せそうなので、これでまた心のザワザワが一回スッキリできそう。音楽がしたい、音楽がしたい!!

# by fukumariorg | 2017-04-07 06:45
無事30歳になりました。こんなにあっという間に年って取るんだな~と思いつつ、この10年を振り返れば、確かに色々あったわけで。
いわゆるアラサーという言葉にここ数年かなりびびっていたので、ああもう30なっちゃったもんね的な諦めがくるのか、次のアラフォーにびびるのか。いずれにせよ勝負の10年が始まったわけです。

外見から入る私としては、久しぶりに服の趣味をガラっと変えてみたり、口紅塗りだしたり、おや、綺麗になったね?といわれてウキウキしているわけですが、そろそろ大人の色気を出せるように、音楽やオルガン以外、ちゃんと自分のためにも時間を使える人になりたいと思うのです。タイムマネージメントがこの一年の課題でしょうか。

京響さまのおかげで30歳の誕生日を家族と過ごせ、20代最後の本番を本当に楽しく幸せに、そして高関先生のお計らいで、ぱぱぱぱーーーーーーーーーんと好きなだけうりゃうりゃ弾かせて頂けてウハウハでございました。自分の思い描いていたというか、夢に見ていたソリストという立場に初めてこうして立てて、何より両親を京都に呼ぶことができて、じわじわと嬉しかった。喜びでただただ心が震えた京都での日々でした。そして東京から駆けつけてくれた友人や、応援してくださる皆様に感謝です。これはでも、来た甲斐あったと胸を張って言えるぞ?!

こうしてソリストとして立たせて頂ける本番を増やしていけるように、そろそろ本気(と書いてマジ)で録音できるように、一人で躍起になるのをそろそろやめて、応援してくださるみなさんと共に、一緒に前へ進んでいければと思います。もう弱音は吐かない!!(ようにする!!)

まだまだ色々ありそうな人生、30~50歳が一番いい時だよ!と皆に言われるので、それを信じて、「いま」を精いっぱい楽しんで生きていきたい。正直でありたい、心で付き合いたい。30になろうが、40になろうが、私は変わりませんよ!茉莉は茉莉らしくあれ。

というわけで、引き続きごひいきのほど!9月は更に綺麗になっちゃってるよ☆(違)

# by fukumariorg | 2017-03-29 04:25